就労支援員に関心はありますが、やはり支援員になってその後のキャリアや将来性については気になるのはとても共感できます。
就労支援員のキャリアップについて
どんなキャリアップができるのか
そのキャリアアップは現実的な内容で、誰もが目指せるものなのか
いまいちイメージがわかないという方も多いのではないでしょうか
今回は、就労支援員のキャリアアップについて悩みや不安を私の経験を踏まえてお伝えします
具体的に、
- 就労支援員のキャリアアップ4つの方法
- 【体験談】おすすめのキャリアアップ方法
の順番に重要なポイントを絞って紹介していきます。
就労支援員になってからのキャリアアップもイメージし安くなると思いますので是非一読ください。
就労支援員キャリアアップ4つの方法
一般的に言われていることではありますが、改めて紹介させてください。それでは早速それぞれ説明していきます
1:福祉関係の資格を取得
給与に資格手当てとか専門職手当てとかいう括りで反映されます。
民間資格や国家資格と色々あり、私の周りで多くとっていた資格は以下のとおりです
- ジョブコーチ(職場適応援助者)
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- キャリアコンサルタント
資格取得ってキャリアアップではなくてスキルアップじゃないの?と思った方もいらっしゃると思いますが・・・
給与に良い影響をもたらしますので、今後自身のキャリアアップに必要な資格になりうるのでこの枠に入れました。
また資格の詳細については,インターネットで検索して調べてみてください
資格手当ては従事する事業所によってかなり差がある
手当はどれくらいつくのかって話ですが、私が勤めたいた事業所と知り合いから聞いた内容をお伝えします。
- 私が勤めていた就労移行支援事業所の資格手当てについて
- 社会福祉士 5,000円
精神保健福祉士 3,000円
看護師 20,000円
主任手当て 5,000円
サービス管理責任者 30,000円
*みんなすんなり教えてくれるのが意外でした(貰えるだけありがたいよっていう意見もありました)
私が従事していた就労移行支援事業所はこんな内容でした。社会福祉士なんて取得するのに、とても時間と労力がかかったのに案外安いのにショックでした。
勝手ながら法人により価値がだいぶ違うのかなあという印象です。これが高いのか低いのかわかりませんが、こんな感じでした。
2:事業所内で役職を上げる
ある程度実績が評価されたり勤続年数によって付与されることもあるかと思います。
- 具体的な役職名一覧(事業所によって言い方が違う場合もあり)
- ・施設長
・サービス管理責任
・エリアマネージャー
・主任(リーダー)
・副主任(サブリーダー)
業務内容や量が変わり様々な経験がつめ、経歴を高める事ができます。また役職手当てもつくので給与にも良い影響をもたらします。
3:新規事業所立ち上げなど実績をあげて上司に直談判
これはちょっと力技にような感じもしますが、実際に私が行ったことでもあります。大きな取り組みをするときに率先して関わり、結果を残した後に、上司と面談で伝えるのが良いでしょう。
私の場合は、基本給をあげて欲しいと伝え対応してもらいました。(賞与にも影響がでますからね)
事業所の新規立ち上げ以外にも、新サービスの立ち上げですとか営業活動で実績を残したなどでも良いのではないでしょうか。
しかしながら新規立ち上げは本当に大変です。立ち上げるならばまだしも、開設後の集客をして事業所を軌道に乗せるところがさらに大変でした。今思えばよい経験でした。経歴に載せられますね。
4:転職をしてキャリアアップをする
定番のキャリアアップ方法ではあるのですが・・・
これから就労支援員を目指そうと考えている方には申し訳なくも感じますが、就労移行支援事業所で支援実績やスキルアップしてから転職される方も多いです。(経験を活かしてキャリアアップの転職)
就労移行支援事業所 → 民間企業の就労支援員 or 行政の就労支援員 (ハローワーク 地域就労支援センター)
というケースが一番多いように感じました。
またこのケースで多い転職理由は、
- 給与アップ
- 正社員を目指せる
- 昇進
逆に、
就労移行支援事業所 → 他の就労移行支援事業所 or 就労継続支援B型作業所
といったような福祉から福祉への転職をされる方は少なく感じました。
他には、独立して就労移行支援事業所を立ち上げる強者もいましたね
ちなみに私はキャリアアップ転職組です。(キャリア形成 給料アップのため)1つの就労移行支援事業所で様々なポジションの支援員を経験し(9年)転職して企業の就労支援員(現在4年目)になり現在に至ります
支援をする中で、他の事業所や企業、行政など自身のみのまわりで様々な支援をされている様子を目の当たりにする事ができます。
その時に自身の支援に影響を与えるものに出会ったり、興味関心を持つこともあるでしょう。幅広い視野を持って支援をすることで当事者の支援以外の事にも気がつけ、自身のキャリアアップにもつなげていく事ができるのだと感じました。
【実践済み】おすすめのキャリアアップ方法
私の場合は、一つの事業所で就労支援員として経験を積み、新規事業所を立ち上げるため、そしてそこのサブ主任として異動することとなりました。
主任を迎え入れそこでまた支援経験を積みつつも立ち上げた事業所の運営にも深く携わる事ができました。それに加えて、外部の支援者や就労先である民間企業の就労支援員の方達とも関わる機会が増えました。
そして色々な就労支援の形があるのだと知る事ができ、自身のスキルアップやキャリアアップとして挑戦してみたいこともできました。それが企業就労支援員でした。
前置きが長くなり申し訳無いです。このことから次のキャリアアップ方法がおすすめをしたいです。
【最強かも】支援スキルを上げて転職
キャリアアップしてどれくらい年収が上がるのか、結局どういうキャリアアップが一番おすすめなのかと考えると時間はかかるかもしれないですが、支援力をつけて企業支援員に転職ではないかと思います。
働く前の支援(働く準備)から採用されて働き始めた方の支援と障がい者就労支援について一連の流れで支援のキャリアを積む事ができるので、やはり最強のような気がします。
就労移行支援事業所 → 民間企業の支援員
また民間企業の就労支援員の経験があったらまた福祉の世界に舞い戻るのもそんな苦労はしないと思います。
実際、企業就労支援員になって過去の経験も生かす事ができていますし、福利厚生もかなり良くなりました。また評価制度もしっかりしているので、取り組みをしっかりと評価してくれます。
採用時、福祉の経験があったため一般企業の就労支援員になる時かなりアドバンテージを得る事ができたと思います。特に障害者の支援ができる人が企業には少ないということもあったため。
まずは、就労支援員になって支援員としての実務経験をしっかり積んでいきましょう。
最後に就労支援員を目指すために転職をする方をサポートしてくれるおすすめの転職サイトを
紹介いたします。
リクナビ
マイナビ介護
私も活用しました。サイトについても記事にしていますので、参考にしてみてください。