就労支援員がストレスを感じる理由に施設利用者と関わりが原因であるに加えて
支援者同士の人間関係に悩まされてストレスを感じていることもあるのですよね
これは私も同感です。
- 実際に利用者とのかかわりの中でどんなストレスを感じてしまうのか
- 自身でもストレス対応することができるのかな
実際に支援をした就労支援員の話も気になる!思っているのではないでしょうか
そこでこの記事では就労支援員のストレスについて、
障がい者の就労支援歴十数年の私が実際に支援した体験談を交えてお伝えします。
具体的には
- 就労支援員は何にストレスと感じているのか
- 利用者さんも同じようにストレスを抱えているのかも
- 就労支援員のストレス対応方法
- まとめ
の順番にご紹介していきます。
就労支援員はどんなことでストレスを感じているのか、よくイメージが付くと思いますので是非参考にしてみてください。
就労支援員は何にストレスを感じているのか
就労支援員が一番ストレスを感じることってなんとなく想像がつきそうですが
支援実体験を元にお伝えしたいと思います。
【支援ストレス】利用者さんとの人間関係
これはよく言われている事ではあると思います。就労支援員になったら高確率で感じることだと思います。
例えば、利用者と関係つくりをしようと積極的にコミュニケーションをとったが、うざがられた。
面談で伝えたことを意図しない受け止め方をされて、相手が怒ってしまった。泣いてしまった。
良かれと思って関わったものの裏面にでたケースですね。
また関係性ができてきた中で、
急に利用者さんの体調が悪くなり通所できなくなってしまったなんてこともありました。
関わり方の何が悪かったのだろうか・・・と悩んだこともありました。
【支援ストレス】支援者との人間関係
支援者同士で利用者さんの支援の方向性について話し合うが、方向性の違いによって納得がいかなかったり自身のイメージする支援ができなかったり、支援しづらい思いをしてストレスを感じてしまうこともあります。
支援者同士が仲悪かったり微妙な雰囲気が漂っていると、利用者さんはそういうことを敏感に察知してしまうものです。だから仲良い雰囲気を作っていく必要がある。というわけではありませんが、安心して支援が受けられる環境であることを周囲との人間関係からも察してもらえるようにしていかないといけません。
また自分自身が人間関係を築くことができないのに利用者さんに仕事はチームワークが大切だなんて支援できませんからね。
【支援ストレス3】先輩支援員の支援方法や仕事の仕方
どういうことかというと、例えば・・・・
- アドバイスをしているというよりは説教になっている
- 自己満足な支援者をして自身が気分良くなっている
- 関心が持てな利用者さんに対しては、作業っぽくそっけない面談で済ましてしまう
- 電話面談と称してずっと長電話をしている
- 利用者さんが帰った後の事務処理を一切行わない
- 自分が気に入った利用者さんには時間をしっかりと使って面談をする
細かくあげたらキリがなく出てきそうですね・・・
また、人と関わって支援をする仕事で、主となる対人援助の部分でストレスを感じてしまっては
就労支援員としてどうなのかなんて言われてしまいそうですが、
ストレスに感じる時って人間関係がほとんどを占めているのは事実です。
まあ・・・人間関係はどの業界に行ってもついて回ってくるしストレスに感じやすいめんどくさいものですね。
就労支援員のストレスも一般的なものであることがお分かりいただけましたでしょうか。
支援者以上に利用者さんがストレスを感じているかも
支援者の支援方法についてストレスを感じていることもあると思います。
- 暑苦しい支援(かまいすぎる支援)
- 一所懸命支援してくれているから申し訳なくてありがた迷惑だなんて本音が言えない
- 本当は面談を希望したいけど支援員さんはいつも忙しそうだから声かけづらい
- とても機嫌が悪そうだから関わりを持たないようにしてあげよう
実際に利用者さんと面談して発覚したことや、支援を受けている利用者さんの様子から感じ取った部分もあります
相手の機嫌や雰囲気はかなり敏感に感じ取ります。そして支援者をよーく見ています。
利用者さんはいろんなタイプの方がいらっしゃいますから、ここにあった距離感だとか関わり方をしていくことで
ストレスを軽減し就労に集中できる環境を整えていきましょう。