就労支援員はやめとけと言われる3つの理由

就労支援員はやめとけと言われる3つの理由

就労支援員についてネットで調べていると就労支援員はやめとけ

とかきついとか実体験を記事にしているブログもありますよね

とはいえ

  • みな似た理由でやめとけと言っているが本当なのか
  • 就労支援員はやめとけっていう本当の理由はなんなのか

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではそんな就労支援員はほんとうにやめとくべきかどうか

障がい者の就労支援歴十数年の私から言えることをお伝えします。

具体的には

  1. きついからやめとけといわれる3つの理由
  2. その3つ理由でやめとけとはならないのでは
  3. やめとけとはならないが、関わってきついと感じたところ
  4. 就労支援員の離職率について
  5. 結局就労支援員はきついのかやめとけなのか
  6. まとめ

の順番にご紹介していきます。

就労支援員に対してネガティブな気持ちを抱いてしまっていたら

その気持ちを劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!

就労支援員はやめとけと言われる3つの理由

元就労支援員の方や就労支援経験者がブログの記事でこぞってやめとけという理由が主に以下の3つ

  • 施設利用者と関係つくりが困難
  • 給料が安すぎる
  • 支援ストレスがたまる

それぞれ具体的に確認していきましょう

施設利用者と関係つくりが困難

常識が通じないためそれぞれ臨機応変な対応、個別対応が求められるようです

  • 理屈っぽい
  • 罵倒を浴びせてくる
  • 支援員の悪口ばかり言っている
  • 何かあると訴えると脅してくる

これはかなりきついですね。

こんな方たちと関わっている就労支援員の方がいらっしゃるのですね。

私の経験上、基本的には利用者の8割はコミュニケーションが苦手です。ここは理解が必要です。

ですが、就職の準備をする方たちですので、一般的なコミュニケーションつまり普通に意思疎通はとれるはずです。

相手の性格や障がいの特性を理解したうえで、コミュニケーションをとることで

関係つくりはできるようになります。また支援経験がない方であれば先輩支援員と一緒に関わっていくことで、

上記のようなことは起こりにくいと思います。

罵倒、悪口や脅しをしてくるというのは、支援員の関わり方にかなり問題があったのではないでしょうか。

ですので、利用者はコミュニケーションが苦手であるためスムーズに関係つくりができるわけではありませんが

困難というわけではないと思いますし、就労支援員はやめとけという理由にはつながらないと考えます。

給料が安すぎる

年収ベースで350万くらいだった。賞与が5000円だったなど

嘆いている就労支援員の方がいらっしゃいますが・・・

そもそも福祉業界はニーズはあるものの給料は低いのは

誰もがわかっている事ですし、求人票に月収や年収、賞与など書かれていると思います。

また採用面接時に、希望の年収を質問されます。

待遇面をしっかり理解した上で、採用試験受けるでしょうし、その待遇を理解、納得して内定を承諾してるのではないでしょうか。

そのうえで給料が低いから就労支援員はやめとけっていうのはいかがなものでしょうか

待遇面は働き方にもより様々ですのでしっかり確認したうえで自身の就労条件に合った求人を選びましょう。

求人票の見方がわからないのでは、他人の就労支援なんてできませんよ。

支援ストレスがたまる

 人と接するわけですから、ストレスがたまらないことはありません。

実際に私も理不尽な思いをしたり、心の中で感情的になったことはありました。

ですがが就労支援員やめとけと言いたいほどではありません

ものすごいストレスと感じたわけではありませんが私の支援経験からいうと

二階に住んでいる人の声がうるさくてイライラしたという日常の話を1時間以上ずっと

付き合わされた事ですかね

いろんな方がいらっしゃるので慣れてください・・・と言ってしまったらそれっきりですが、

  • 病気や障がいによるものだと理解をする
  • どのように支援することでお互いストレスが軽減できるのか
  • 就労するために改善すべき課題を知れたという考え方をもつ

支援のチャンスであると自身の落としどころをつけることで

ストレスゼロにはなりませんがある程度穏やかになれます。

3つのやめとけという理由は理由にはならない

 すでにお伝えした通り、集団の中で人間関係を築くコミュニケーションをとるのが苦手やり方がわからない方がほとんどですから、就労支援員は関わり方の目線合わせをしていくことが求められます。またアドバイス通り行動ができない様子だったり

支援員のせいにさせられたりとストレスを感じる部分は

その利用者の改善すべき部分であり、課題が見えたことに価値を感じ取れると良いですね。

そこが改善解消緩和されれば一歩就労に近づくと考えられるかですね。

やめとけとはならないが、就労支援をしてきて悩まされたこと

一人で就職活動を進めてしまった合格してきてしまった

本人の希望と保護者の希望が違ってしまい調整にてこずった

アドバイスを意図しない受け止め方をされて誤解が生じた

結局就労支援員はきついのかやめとけなのか

 人と関わるのが好きだっ

 人の幸せ成長良い変化に気が付きそこに喜びとやりがいを感じる

 自身にこういう傾向があるなと思うのでしたら是非頑張って就労支援員になっていただきたいです。

その逆で自分が言ったことに理解がないで言ったとおりの行動ができないことにイライラする。

他人に興味がもてない。損得で動く人は支援員を続けていくのはつらいと思います。

まとめ

人間関係、給料、ストレスはどんな業界でも業種でも取り上げられるテーマであり

福祉、障がい者就労支援にかぎってでないということ。そして仕事はなんでも大変です

また事業所へ利用者を集めるために就労を目指す段階でない方を受け入れる施設もあります。そいうところは感情の起伏が激しい方が利用者にいて就労支援員とってストレスの多い支援になってしまうのかもしれません。こういう現状もあります。

こういった現状も把握して、就労支援員は関心があるならばぜひとも事業所見学をしてみたり目指してほしいです。自分の支援が刺激になり良く変化していく様子をみれるので楽しいですよ。

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